- 福利厚生
従来型の社有社宅・社員寮から借り上げ社宅へ。企業が選ぶべきこれからの福利厚生

社有社宅・社員寮は、自社で土地や建物を所有し、社員に貸し出す制度です。かつて高度経済成長期に建設された社有社宅・社員寮の多くは、相部屋や水回りの共用が一般的で、現代のライフスタイルには合わないケースも少なくありません。こうした従来型の社有社宅・社員寮は、「古い」「住みにくい」といった印象を持たれやすく、修繕費などの管理コストも増えがちです。
そんな課題を解消する手段として注目されているのが、借り上げ社宅・社員寮制度です。借り上げ社宅・社員寮とは、賃貸住宅や法人専用物件を企業名義で借り上げ、社員に提供する仕組みのことです。外部の住宅ストックを活用しながら住環境を柔軟に更新できる点や、コストを平準化できる点が特長で、適切に運用すれば社員のエンゲージメント向上にもつながります。
本記事では、従来型の社有社宅・社員寮が抱える課題と、借り上げ社宅・社員寮のメリットを整理したうえで、法人向け賃貸社員寮「エルプレイス」の事例を紹介します。
【目次】 従来型の社有社宅・社員寮の2つの課題
- 課題1:建設・維持管理コストや運営の負担が大きい
- 課題2:物件の老朽化や過度な生活空間の共有による不満
借り上げ社宅・社員寮への移行で得られる「コスト平準化」と「エンゲージメント向上」
- メリット1:コスト平準化による効率的な運用
- メリット2:職住分離による社員の働きやすさ・エンゲージメント向上
社宅・社員寮のイメージを刷新する法人向け賃貸社員寮「エルプレイス」
- 法人向けだからこそ実現できる快適性
- 専有部のみで生活が完結する高い独立性
- 充実した共用部による孤独感の解消
次のアクション:従来型の社宅・社員寮から現代型の社宅・社員寮へ
- 社宅・社員寮のご相談なら大和ライフネクストへ
従来型の社有社宅・社員寮の2つの課題
社有社宅・社員寮制度の大きな課題のひとつは、企業が物件を所有するという構造にあります。一度所有すると、築年数が経過して老朽化しても、オフィスの移転などでアクセスが不便になっても、容易に手放すことはできません。その結果、社員の満足度や現代の多様な働き方に対応しきれないといったケースがみられるようになってきています。このセクションでは、こうした従来型の社有社宅・社員寮の具体的な課題を整理します。
課題1:建設・維持管理コストや運営の負担が大きい
建物や設備の老朽化は、突発的な大規模修繕リスクや小さな故障・修繕の頻度が増えるため、予算管理が難しくなります。加えて、社宅・社員寮の管理には、入居・退去手続き、設備トラブル対応など、専門性と迅速な対応が求められる業務が多岐にわたります。こうした変動的な管理工数により、人事・総務部門の負担も大きくなる傾向があります。
課題2:物件の老朽化や過度な生活空間の共有による不満
社宅・社員寮の数は高度経済成長期を経て、1993年に約205万戸とピークを迎えました。現存する社宅・社員寮は築年数が30年以上のものが多く、外観だけでなく室内設備も古いケースが少なくありません。特にセキュリティやインターネット環境といった要素は、安全性や生活の利便性に直結するため、社員から不満が生じやすいポイントです。本来であれば心身を休め、安心できるはずの住環境が不十分だと、社員のモチベーションやエンゲージメントの低下につながる可能性があります。
また、相部屋や水回りの共用が一般的だった、いわゆる従来型の社宅・社員寮では、「同僚や上司と常に生活空間が重なる」という状況が発生しやすく、現代ではストレス要因となることがあります。人間関係が密になることで社員同士の結束が強まるというメリットがある一方で、過度な生活空間の重なりは業務時間外でも気を遣う場面が増え、精神的な負担が蓄積しやすいデメリットもあるでしょう。
かつて社宅・社員寮は、企業が社員に提供できる代表的な福利厚生の一つでしたが、年月と共に老朽化していく社有社宅・社員寮は、現代の多様化するニーズに対応しきれないケースも増えています。
出典:総務省 令和5年住宅・土地統計調査
借り上げ社宅・社員寮への移行で得られる「コスト平準化」と「エンゲージメント向上」
借り上げ社宅・社員寮制度の強みは、単に居住空間を用意するだけでなく、「社員の暮らしの選択肢を広げること」と「住まいの質を高めること」の両面につながる点にあります。その結果、社宅制度は“守り”の施策ではなく、採用力や働きやすさの強化につなげる“攻め”の取り組みとして位置付けることが可能になります。まずは借り上げ社宅・社員寮制度のメリットをみていきましょう。
メリット1:コスト平準化による効率的な運用
社有社宅・社員寮の維持には、建物の管理費・修繕費・固定資産税など多岐にわたるコストが発生します。さらに、突発的な修繕リスクや災害対応が必要になる場合もあります。借り上げ社宅・社員寮制度であれば、こうした不透明な部分を整理しやすく、無駄の少ない運用につながります。
その結果、予算管理の見通しが立てやすくなり、優先度の高い領域にリソースを振り分けやすくなると考えられます。
メリット2:職住分離による社員の働きやすさ・エンゲージメント向上
借り上げ社宅・社員寮は、一般の賃貸市場に流通するアパートやマンションを活用するのが基本です。そのため、相部屋や水回りが共用になりがちだった従来型の社有社宅・社員寮と比較すると、プライベート空間が確保されやすく、職住分離を実現しやすい点が特徴です。
プライベートが守られることで心身がリフレッシュしやすくなり、結果として仕事への集中度が高まりやすくなると期待されます。住環境の整った物件は、社員のメンタルヘルスの維持や離職率の低減にも役立つでしょう。
社宅・社員寮のイメージを刷新する法人向け賃貸社員寮「エルプレイス」
エルプレイスは、大和ライフネクストが運営する法人向け賃貸社員寮です。従来型の社有社宅・社員寮が抱える課題を解決する借り上げ社宅・社員寮のメリットに加え、法人向け住宅として設計された「エルプレイス」ならではの特徴があります。
法人向けだからこそ実現できる快適性
借り上げ社宅・社員寮は、一般の賃貸市場に流通するアパートやマンションを活用するのが一般的です。その場合、学生や高齢者など多様な属性の居住者が混在するため、生活リズムの違いや深夜の騒音といったトラブルが発生するリスクもあります。
一方で、エルプレイスでは企業向けに確保された物件を取り扱っているため、居住者は基本的に社会人で構成されています。生活リズムが近しい居住者が多い環境であることから、価値観の違いによるトラブルを軽減し、快適に暮らしやすい傾向があります。
専有部のみで生活が完結する高い独立性
エルプレイスの物件はすべての部屋にバス・トイレなどの水回りを備え、Wi-Fiも完備しています。さらに、多くの物件で鉄筋コンクリート(RC)や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造を採用しており、木造に比べて防音性や断熱性に優れた環境を提供します。一般的な賃貸物件と同様に、一人でゆったりと過ごす時間を確保でき、職住分離を実現しやすい点も魅力の1つです。
充実した共用部による孤独感の解消
エルプレイスには食堂やコワーキングスペースを備えた物件もあり、居住者同士の交流を促す仕組みがあります。さらに、フロントマネージャーが常駐しているため、突発的なトラブルの一次対応窓口として機能します。プライベート空間を守りながらも、身近に頼れる存在がいるという環境は、居住者に安心感をもたらす要素となります。
次のアクション:従来型の社宅・社員寮から現代型の社宅・社員寮へ
いわゆる従来型の社有社宅・社員寮が抱える課題は、企業の採用力や社員満足度を下げる要因となる可能性があります。これに対し、エルプレイスが提供する借り上げ社宅は、現代のニーズに対応しやすい特徴を備えています。直接的な問題が顕在化していなくても、以下のような状況が見られる場合は、制度の見直しを検討するタイミングかもしれません。
- 社有社宅・社員寮の老朽化による不満が現場から上がり、社員定着率への影響が懸念される場合
- 新卒・中途採用の強化に向けて、福利厚生の見直しを進めている場合
- 突発的な管理コストを抑え、経営効率を高めたい場合
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